火葬中は何をしている?待ち時間の過ごし方と葬儀の流れ

葬儀に参列したことがあっても、
「火葬中は何をしているの?」と疑問に思う方は少なくありません。
火葬には一定の時間がかかるため、
その間は控室で待機しながら収骨(お骨上げ)の時間を待つことになります。
この記事では、火葬中の待ち時間の過ごし方や、実際の葬儀の流れについてわかりやすく解説します。
なお、火葬時間の目安については、以下の記事でも詳しく解説しています。
火葬中の待ち時間はどれくらい?
火葬にかかる時間は火葬場によって多少異なりますが、一般的には次のような目安になります。
火葬時間
約40分〜70分
冷却時間
約10〜15分
そのため、火葬開始から収骨までの待ち時間は
約50分〜90分程度
になることが多いです。
※火葬時間は火葬炉の種類や故人様の体格、火葬場の運用によって前後する場合があります。
火葬中は控室(待合室)で過ごします
火葬中の時間は、ほとんどの火葬場で待合室(控室)で過ごす形になります。
親族や近しい方で集まり、故人の思い出話をしたり、静かに待つ時間になります。
多くの地域では、この待ち時間に精進落とし(会食)を行うこともあります。
会食を行わない場合でも、お茶や軽食を囲みながら過ごすケースが一般的です。
ただし、火葬場によって利用ルールは大きく異なります。
例えば
瑞穂斎場では、飲み物を含め外部からの持ち込みが一切禁止されています。
そのため
- 火葬場内の売店や自動販売機を利用する
- 火葬場が用意している会食を利用する(指定業者)
といった形になります。
また、火葬場によっては待合室(控室)の利用が有料の場合もあります。
火葬料金とは別に待合室の使用料が設定されているケースも珍しくありません。
一方で、
- 仕出し料理の持ち込みが可能
- 飲み物の持ち込みが可能
といった火葬場もあり、利用ルールは施設ごとに異なります。
このような違いがあるため、実際の葬儀では葬儀社が火葬場のルールを確認し、事前に案内することが一般的です。
火葬が終わると、係員の案内により収骨室へ移動し「お骨上げ(収骨)」が行われます。
ご遺族で順番にお骨を拾い、骨壺に納めていく形で収骨が行われます。
火葬中に外出することはできる?
火葬中の待ち時間に、火葬場の外へ出ること自体は禁止されていない場合がほとんどです。
しかし、基本的には外出はあまりおすすめされていません。
その理由は、火葬の進行状況によっては予定より早く収骨(お骨上げ)の案内が来る場合があるためです。
また、収骨の時間になってもご遺族が戻っていない場合、
火葬場の都合上、待ってもらえないことがあります。
火葬場では次の火葬の予定もあるため、
場合によっては収骨に立ち会えないまま終了してしまう可能性もあります。
多くの場合は先で述べたように
- 火葬場の待合室(控室)で待機する
- 近くの売店やロビー程度にとどめる
- 火葬場の敷地内(喫煙所など)で過ごす
火葬場の敷地内で過ごすことが一般的です。
安心して収骨に立ち会うためにも、火葬中は火葬場内で待機しておくことをおすすめします。
火葬中に精進落とし(会食)を行う場合

埼玉県の公営火葬場では、火葬中の時間に精進落とし(会食)を行うことが多いです。
精進落としとは、葬儀の後に親族や参列者で食事をしながら故人を偲ぶ会食のことです。
一般的な流れ
火葬時間が1時間ほどあるため、その時間を利用して会食を行うことが多くなっています。
火葬後に精進落としを行う場合
東京都の民営火葬場などでは、火葬後に精進落としを行うこともあります。
例えば
- 火葬場と式場が別の場所
- 民間斎場で葬儀を行った場合
などです。
その場合の流れは次のようになります。
地域や葬儀の形式によって流れが異なる場合があります。
収骨(お骨上げ)の流れ
火葬が終わると、火葬場のスタッフから案内があります。
案内に従って収骨室(骨上げ室)へ移動し、親族でお骨を骨壺へ納めます。

地域によって多少の違いはありますが、一般的には
- 2人1組で箸を使う
- 足元から順にお骨を納める
という形で収骨が行われます。
まとめ
火葬中は
- 控室で待機
- 親族で会話
- 精進落とし(会食)
などを行いながら、収骨の時間を待つことになります。
火葬時間は火葬場によって異なりますが、
収骨までの待ち時間は約50分〜90分程度が一般的です。
葬儀の流れを事前に知っておくことで、当日も落ち着いて行動することができます。


