香典袋の書き方|表書き・中袋・名前の正しい記入例を解説

葬儀に参列する際、香典の金額と同じくらい悩むのが香典袋の書き方です。
- 薄墨って何?
- 名前はフルネーム?
- 夫婦連名はどう書く?
間違えると失礼に見えてしまうため、不安になる方も多いでしょう。
この記事では、香典袋の正しい書き方をわかりやすく解説します。
香典袋は薄墨で書くのが基本

香典袋は薄墨の筆ペンで書きます。
理由は
「悲しみで墨が薄くなった」
という意味があるためです。
※ボールペン・サインペンは避けましょう。
表書きの書き方・選び方(宗教別)
近年では御霊前・御佛前と書かれて販売されていることが殆どです。
仏式
御霊前
迷ったらこれでOK。
※四十九日以降は「御佛前」になります。
神式(神葬祭)
御玉串料
キリスト教
御花料
宗教が分からない場合の安全な表書き
親族であれば事前に宗教が分かることが多いですが、友人・知人・会社関係の場合は、当家の宗教が分からないまま参列するケースも少なくありません。
実際に
「行ってみたら神式だった」
「キリスト教式だった」
ということはよくあります。
そのような場合の安全な表書きとして覚えておきたいのが
御霊前(ごれいぜん)です。
どの宗教でも使用できる表書きのため、宗教が分からない場合は御霊前を書いておけば失礼になることはありません。
特に会社関係・友人知人として参列する場合は、迷ったら 御霊前がもっとも安心 と覚えておきましょう。
名前の書き方
個人の場合

水引の下中央にフルネームを書きます。
夫婦で出す場合

夫のフルネームを中央に書きます。
妻の名前は左側に名前のみを書きます。
家族で出す場合

代表者の名前+「外一同」
会社として出す場合

中央に会社名+代表者名。
会社としてまとめる場合

中央に会社名+○○一同。
- ○○部門一同
- 有志一同
会社としてまとめた香典の中袋はどうする?
会社名でまとめて香典を出す場合、全員の名前の記載は必須ではありませんが、香典返しのために名簿を添えるケースが多く見られます。
特に部署・有志など複数人で出資している場合は、別紙で氏名一覧を添えると丁寧です。
理由は香典返しです。
遺族は
- 誰から頂いたか
- どこまで返礼するか
を確認する必要があります。
連名で出す場合
3名までの場合

3名までなら表面に全員の名前を書きます。
右から順に目上の人 → 年長者 → 五十音順。
4名以上の場合

「代表者+外一同」と書きます。
この場合は別紙(中袋)に全員の名前を記入します。
中袋の書き方
表面
金額を旧字体で書きます。
| 5,000円 | 金伍仟円 |
| 10,000円 | 金壱萬円 |
| 30,000円 | 金参萬円 |
| 50,000円 | 金伍萬円 |
裏面
住所・氏名を書きます。
遺族が香典返しを送るために必要です。

中袋の記載を忘れてしまっても心配はいりません。
実際の葬儀では受付にて「芳名カード」に住所・氏名・電話番号・故人との関係を記入し、香典と一緒に提出します。
そのため、中袋に書き忘れてしまっても受付で情報はきちんとお伝えできますので、安心してください。
香典袋に入れるお札の向き
お札の人物が裏向きになるように入れます。
顔を伏せる=悲しみを表します。

よくあるNG
- 新札を入れる
- 金額を書かない
- ボールペンで書く
まとめ
香典袋は
- 薄墨で書く
- 新札は使わない
- 宗教に合った表書き(御霊前でも間違えではない)
- 金額は旧字体
- 住所を忘れない
これだけ押さえれば安心です。


