一人暮らしの親が自宅で亡くなった場合の対応|119?110?その後の流れ

一人暮らしの親が自宅で亡くなっていた
想像したくない出来事ですが、実際に起こり得ることでもあります。
突然のことで頭が真っ白になり、
「何からすればいいの?」
「救急車?警察?」
と強い不安を感じる方は少なくありません。
この記事では、もしもの時に落ち着いて行動できるよう、最初に行うことからその後の流れまでを時系列でわかりやすく解説します。
まず最初に落ち着いて確認すること
突然の状況ではパニックになってしまうものです。
まずは深呼吸をして、次のことを確認してください。
- 呼吸をしているか
- 脈があるか
- 意識はあるか
判断に迷う場合は、無理に判断しようとせず通報を優先してください。
また、身体を動かしたり、部屋の状態を大きく変えたりしないことも大切です。
後から警察の確認が入る可能性があるためです。
119?110?どちらに連絡する?
ここが最も多くの方が迷うポイントです。

判断できない場合 → 119(救急)
呼吸や意識があるか分からない場合は、迷わず119へ連絡してください。
救急隊が状況を確認し、必要に応じて警察へ連携します。
明らかに亡くなっている場合 → 110(警察)
一人暮らしの方が自宅で亡くなっている場合、基本的に警察への連絡が必要になります。
なぜなら、医師が死亡を確認していない「自宅での死亡」は、事件性の有無を確認する必要があるためです。
これは特別なことではなく、手続きとして必ず行われるものです。
警察が到着した後の流れ
警察が到着すると、次のような流れで対応が進みます。
現場の確認
状況の聞き取り
事件性の有無の判断
ご遺体の搬送
ドラマのような特別な捜査が行われるわけではなく、多くは自然死かどうかの確認が目的です。
この段階で大切なのは、落ち着いて事実を伝えることです。
警察官からの指示に従いましょう。
自宅死亡で必ず行われる「検案」とは
自宅で亡くなった場合、多くは検案(けんあん)が行われます。
検案とは
医師が亡くなった状況を確認し、死因を判断することです。
病院で亡くなった場合は「死亡診断書」が作成されますが、
自宅死亡の場合は死因が不明なため検案が必要になります。
費用の目安
検案費用は数万円程度かかることがあります。
指定の病院へ検案書を取りに行くようになります。
突然の出費に驚く方も多いですが、
自宅での死亡では一般的な流れです。
葬儀社へ連絡するタイミング
検視・検案が終わると、ご遺体を安置場所へ搬送します。
このタイミングで葬儀社へ連絡することになります。
※警察の方より連絡してくださいと指示があります。
葬儀社は次の対応を行います。
- 搬送
- 安置
- 今後の流れの説明
ここで初めて葬儀の準備が始まります。
その後に行う主な手続き
葬儀後にはさまざまな手続きが必要になります。
主なものは次の通りです。
※すぐにすべて行う必要はありません。
一つずつ進めていけば大丈夫です。
葬儀までに行うことは①の死亡届の提出となります。
死亡届の提出期限は原則、死亡の事実を知った日から7日以内となっております。
まとめ
一人暮らしの親が自宅で亡くなっていた場合、まずは落ち着いて通報することが大切です。
流れをまとめると
- 呼吸・意識の確認
- 119または110へ連絡
- 警察による確認・検案
- 葬儀社へ連絡
- その後の手続き
突然の出来事でも、流れを知っているだけで大きな安心につながります。
もしもの時のために、この記事を思い出していただければ幸いです。


